タイトル通りの回。ポケモンカードの大会に出てみたという話。
初めてポケカの大会とやらに出てみました。思ってたより怖くなかったし、普通に優しい人多くて楽しかったです! pic.twitter.com/hu72Sn7aRf
— ?けねでぃ? (@Kenedyism) March 30, 2019
今回出たのは大宮で行われていた新弾バトル。新弾のカードを何枚か入れて戦うというレギュレーションである。隠し球のドンファンデッキを使おうかと思ったが流石にほとんど回せてないデッキを使うのもアレということで以前解説したルカリオ&メルメタルのデッキを使うことに。
いやまぁわかってたけど、やっぱりポケモンカードって難しい。相手より先に相手のカードを倒していかないと勝てないんだけど、それができない。ルカリオ&メルメタルで攻めに行こうとするとなんで勝てないかなぁと思っていたのだが、最近その原因がわかったような気がしている。
ルカリオ&メルメタルというデッキ、最大打点が150点止まりなんだよね。どんだけ頑張っても150止まり。つまりこちらの攻めの速度は決まっている。多分タッグチームで150固定4エネルギーってかなり遅めだと思う。ピカチュウ&ゼクロムが3エネで150だし。んで、その圧倒的遅さを誤魔化すためにフルメタルウォールっていう永続効果とエネルギーをまとめてトラッシュする効果、無色2枚から発動できてバトル場のルカリオ&メルメタルに鋼エネルギーをつける鋼鉄の拳がある、という寸法。そしてこのルカリオ&メルメタルはタッグチームgxというカテゴリに属しているため、倒されると相手に3体分のアドバンテージを与えてしまう。普通に使っていては相手のポケモンを3体倒す前にルカリオ&メルメタルが落とされる。このジレンマをどうやって解決するかがルカリオ&メルメタルとうまく付き合っていく中でキモであり、楽しい部分なのかなと思う。ピカチュウ&ゼクロムはこのアドバンテージ差をタッグボルトにベンチのカプテテフを倒すことで誤魔化せるようになっているし、レシラム&リザードンは圧倒的火力で相手のgxポケモンを2体持っていくことでアドバンテージ差をひっくり返せるはず。溶接工とかいうエネルギーを加速させつつドローするカードもあるし。
耐えて相手の攻撃を遅延させて自分の攻めの方が早くなるようにする、というのがルカリオ&メルメタルの本質なのだが、どう頑張っても自分の攻めより早いデッキはいくつも存在するはず。んで、それに対して安定した勝率を上げるためにどうするのか、考えた結果先人達は相手のデッキを切れさせる方向に進んだのかなと最近思う。相手のデッキ切れちゃえばどんだけポケモンいてもルールで勝てるし。なるほどな、耐えることに関してはかなり強いルカリオ&メルメタルだしそういう方向に進むのもある意味必然なのかも。
デッキ切れを狙うデッキではない以上、私のルカリオ&メルメタルは殴りに行かないと勝てないわけで、その殴るという簡単な行為を行うにも本人のエネルギー加速だけに甘えていては遅い。だからバックでサポートに徹するポケモンが必要になるわけだが、そのポケモンもジバコイルで、2進化故の遅さと事故率に悩まされる。でもエネルギー加速はこのカードしかないから必要だし、と無限に悩むのである。
最近非gxアタッカーが強いということに気がつき、家にあって鋼で強いアタッカーとしてメルメタル(タッグでもないしgxでもないよ)を採用したが、ルカリオ&メルメタルが動けない時のサブアタッカーとしてはこちらもエネルギーが重い。この重さを誤魔化すためにって感じでさっき見た流れがこちらでも起こる。
そんなこんなでポケモンカードって難しい!!!!ってなるって話。