やる気待ちモードの話

けね家に伝わる伝家の宝刀。

集中力を持続させるために取る行動は人それぞれだろう。1時間に1回席を立つ人、珈琲を淹れて気合も入れ直す人、神に祈る人。頬を叩く人。

私は昔からぼんやりして集中力が来るのを待ち続ける方法を取る。作業台でぼーっとしたり、ゲームをぼーっとしたり。ぼーっと本読んだり。10-60分するとエンジンがかかり始めるのでかかったなと感じたら作業開始。これが私のやる気スイッチを入れるまでの手順。

おいおいそんなので大丈夫かよと思われそうだが、大丈夫だから困る。私は体質なのかどうかわからんが集中し始めると長く深く集中できる。2, 3時間なら軽く作業できるし、凄まじい時だと夕飯抜いて15時から22時までやってる時もある。これは本当にえぐいときの動きだが、期待値的に2.5時間くらいは集中できる。集中してない時に作業しても全く進められないのでそれなら集中力が来るのを待ったほうがいい。これをけね家ではやる気待ちと呼んでいるという話。

最近フレックスが許されるようになってきたのでいよいよやる気待ちが許されるようになってきてしまった。職種的にも全く職場でやる必要のない作業だらけなのでなんなら在宅勤務できるならそれでもよい。疫病が蔓延しているこのご時世、とてもありがたい話である。で、この話とやる気待ち、どこでリンクしたのかと言うと、在宅勤務における集中力の持続に友人が困っているのを見かけたため。在宅勤務中はモチベーションの維持が大変だよねーみたいな話なのだが、私の場合一度エンジンがかかってしまえばどこだろうとしばらく集中できるのでどうやってエンジンをかけるかが大事になってくる。家でもエンジンがかかる時はかかるが、かかるまでにかかる時間の期待値が割に合わない。なので家を出ると言うパターンが昔は多かった。流石に最近はお捻りをもらって仕事をしているので責任感から家でも多少はエンジンがかかる。というわけで珈琲を入れて幸せな気分になりつつエンジンかけて仕事をスタートというのが最近は王道の動きかな。業務時間に珈琲淹れるなって言われそうだが。

何はともあれ、自分の中で集中力を高めるための過程が確立されているのは恵まれているほうなのではないかと最近思う。親父も同じような方法で集中力を高めているので、なんでこんなところまで似てしまったかなぁとたまに2人で話題にして笑ってたりする。大事なことは成果を出すことなので……。

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