コミュ力の話

コミュニケーションを行うにあたり必要な力のこと。会話を展開させるのに必要な力と私は思っている。

私は世間一般的にこれが高い方だと言われている。けね君がいると会話がいい感じに展開されるよね、と。実際そうなるパターンは多い。タイマンの会話でも私がガンガン話題を投入して強引に展開させることが往々にしてある。しかし私は自身のコミュニケーション力に関してはまだまだだな、と思う場面も非常に多い。そう思う理由がしっかりあるので今日はそれを肴に記事を書いていきたいと思う。

ここでいうコミュニケーション力は一般的かつ直感的にわかりやすい「会話を展開させる力」であるとしよう。まず、会話と言ってもその会話をどのような人間を相手に展開するのかによって展開パターンは変わる。フランクな表現を使うと陰キャ相手なのか陽キャ相手なのか、それともどちらも混在してるパターンか。この3つ。また、会話内容によっても展開の仕方が変わる。相手と軽い話をするのか、真面目で重い相談事を行うのか。大体2パターン。つまり会話のパターンは大きく分けて6つあることになる。私は会話の内容が軽い前者3パターンに関しては非常に強みを発揮するが、後者3パターンがどうにも苦手である。これらすべてのパターンが得意と言い張れるようになって初めてコミュニケーション力が高いと言い張れると思っているため、私はどうにもまだまだだなと思う節がある。

会話の内容が軽いパターンに関して、なぜ得意なのかというと父親が非常に強かったから。それを見てきているため、どう展開すればよいのかが大体分かるわけ。さらに私自身が陰キャ寄りの陽キャポジションであるため、どちら相手にも大体会話が展開できる。私より話す陽キャ相手ならば私が聞き手に回って「適当に」相槌を打てばそれはそれはいい感じに相手が展開してくれる。私より話さない陰キャ相手ならば私から会話を展開すれば相手が相槌を打ってくれる。陽キャとインキャの狭間といういいポジションのファイター性能をしているからこその性能の暴力である。陰キャ陽キャ診断をすると大抵40%あたりを彷徨うので、相当いい性能のコミュニケーション能力を持っているなと、こちらに関しては思う。

問題は重い会話の方。私が慣れていないのだ。そもそも論として私が人に相談事をすることが少なかったという背景がある。何時ぞやに話したように、信頼は等価交換である。私が話さないと相手は話してくれない。そのため場数が足りていない。軽い会話同様「適当に」相槌を打って解決する話でもないのがこちらの辛いところである。ここ2ヶ月で大波乱(フラれたり云々)が起こったため、結構いろんな人に相談するようになってきたので、こちらも少しずつ慣れていければいいなと思ったりする。

軽い話、重い話問わず、会話の主導権を握っているのは常に聞き手であると私は思っている。聞く側がどれだけ話し手に話させるか。この傾向は重い話題の話になればなるほど顕著だろう。相手の心を開かせられるかどうかは聞き手の技量にかかっている。やっぱりコミュニケーションって難しいな。

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