手袋の話

急に気になってきたので。

気温も下がり始め、秋から冬へ移り変わろうとしている。そんな中、手袋を新調したい機運が高まっている。今使っている革製の手袋は父が不要になったからともらったお下がりで、そんなに自分の手にあってる感じがしない。とりあえず着ている服に一番似合う手袋がそれだったから使っているだけなのである。

気になったなら、調べて見ましょうというわけでレザー製の手袋についていろいろ調べてみた。調べてみるまで知らなかったのだが、手袋って「何の皮を使っているのか」から議論する必要があったらしい。知らなかった。今使ってる手袋なんの皮だこれ。幾つか候補が存在する中で個人的に一番感情が揺らめいた皮が鹿革である。柔軟性と通気性に富むんだとか。手汗がひどい民にはちょうどよい。

例によって革製品なので使えば使うほど手に馴染むようになる。なので新品は小さめに買って手に馴染ませるととてもよいというわけだな。Apple Watchのバンドを革製にしたのだが、確かに最近手に馴染むようになってきた。靴もそうだし、この感じで行くと手袋もそうなんだろう。お下がりの手袋はだいぶ使っているので手に馴染むどころかぶかぶかだなこれな。

さて、ここまで来ると冬に向けていいやつを買おうという流れはほぼ確定で問題は色だ。何色にしようか。安定択は黒か茶で、実際父からもらったやつも黒。とりあえず困らないのは黒だが、冬なのでジャケットやコートが黒や灰色だらけなので何だかなという感じもある。ジーンズ以外無彩色と茶だけかよ的な。そこで注目したのが赤。ペルソナ5のジョーカースタイル。持っているコートが灰色しかないので、ジーンズの色と喧嘩さえしなければうまいこと組み合わせられないかなと思ったわけ。差し色に赤。めっちゃ目立つけど上手く使いこなせればカッコよくないかという目論見。しかしジーンズが青の時に合わせると赤青茶灰色と色が多すぎて喧嘩しそうな気もするよな……。

詰まるところ、赤を買うならば赤と茶色で2組買った方が丸いよなぁという話。流石に赤単品で頑張るのは勇気がいる。合わない組み合わせの時に使えなくなるのは困りすぎる。冬は寒いのだ。手袋が欲しい。その点茶色はいつでも使えて、なおかつ黒一色になりがちな場面に華を添えられて優秀。最近添えすぎて茶がメインになってる節があるけどね。

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