私自身のネット上での身の振る舞い方の話。リアルだとそこそこ一つのコミュニティに愛着を持つ方で、この仕事クソやん辞めたろって言いながら2年3ヶ月一つのコミュニティに居座って無事に引退したという経緯を持っていたりする。大学のやつらともなんやかんや言ってそろそろ6年の付き合いだし、つい最近幼稚園小学生時代のやつらとの縁が復縁したりもした。高校の時のやつらに至ってはTwitterでたまにクソリプ送ってくる始末だだったりする。
それなりに人との縁は大事にするように意識していて、立場上、例え相手の事がそこまで好きではなかったとしてもそこそこの関係を保つことで戦略的にコープを結ぶことも過去に何度かしたことがある。腐っても大学の学生の代表みたいな立ち位置にいたわけだしな。
では、Twitterなどでのネット上だとどのように立ち回っていたか、というとまるで逆のような立ち回りをしてきた。2010年3月からTwitterを始めたのでSNSだけ見てもほぼ9年(ネットで活動を始めたのは2008年とかなのでそれも含めると11年)活動を行ってきたが、1〜2年の期間でメインに添えるコミュニティを変えている。それこそまるで渡り鳥のように。
これはなぜかというと、理由が三つある。一つ目私が一つの「ゲーム」を長く遊ぶ傾向があるから。もう一つは長い期間を経て、コミュニティ内の人間関係が複雑になりすぎて面倒になるから、最後は私が燃やして逃げるから。
最初に属していたコミュニティは私が炎上させて村八分にされたのでこれが三つ目に該当(完全に私のせい)する。最初のコミュニティを追い出されて路頭に迷っていたところをloki組に拾ってもらったのが2010年下旬。この頃はマリオカートwiiをプレイしていた時期で、2013年〜wiiのオンラインが終了する2014年くらいまで大体この辺りをメインに活動していた。wiiのオンライン終了後、わたしは何の躊躇いのなくマリオカートを続けるためにマリオカート8へ移行したが、loki組のメンバーがマリオカート8へ移行したメンバーは結構少なく、一緒にやるメンバーも減ったので新たにマリオカート8を一緒にやる人を探した結果、ジョンくんやリリーさんのよくわからんコミュニティに流れ着いた(コミュニティというよりかは烏合の衆)。
マリオカートwii、8、8DXを全てやったことがある人ならわかるかもしれないが、マリオカート8という作品はパーティゲームというよりマジモンのレースゲームという側面が強い。とどのつまり、みんなで楽しみましょうというスタンスの人たちには長く続かない。私もそうだった。マリオカート8をやめた後はマリオカート8の界隈の人たちとモンハンをしたりスマブラforをやったりしていた。一方で、2013年はリアルの方が落ち着き出し、時間的にも精神的にも立場的にも余裕もあった頃で、ポケモンの界隈にも手を出したりしていた。
転機が訪れたのは2015年。スプラトゥーン発売である。発売1週間前までは全く興味がなかったのだが、試射会の動画を見て一目惚れ。発売日にヨドバシに開店凸して買ってしまった。これ以降モンハンポケモンマリオカートスマブラ、すべてを放り投げスプラトゥーンにのめり込むことになる。発売当初、ダイナモローラーがあまりにも強く、これ1本でA+99カンストしたのは良い思い出である。
スプラトゥーンにのめり込んでいるうちにマリオカート8の頃のコミュニティは散り散りになっていて、ポケモンの方はなんか人間関係がめんどくさいことになっていた。スプラトゥーンの方は丁度ダイナモローラーに違和感を感じ始めていた頃で、スプラローラーコラボを握ったりしていた頃。
時を同じくして当時フォローしていたスマforルカリオ窓の窓主をしていた胡麻麦茶さんがボールドマーカーの動画を紹介していた。戦術があれば勝てる、そんな動画。ダイナモバシャバシャ、ローラー暗殺をモットーにしていた私としてはショッキングな動画で、エイム不足に悩んでいた私に一筋の光が見えた瞬間だった。戦術を学ぶべく、その人のコミュニティに単身乗り込んだ。そこから現在まではこの辺りにうようよ彷徨っている、という感じ。少し前までその界隈もフォートナイト一色に染まっていたり、人間関係でやんやしたりしたので離れ気味だったが、これからどうしようかな、と一人で真剣に悩んだりしている。
身も蓋もない話だが、私はやはり私がやりたいゲームを私がやりたい人と遊ぶのが好きなだけかもしれない。それが良いことか悪いことかはわからないが、好きな物を好きな時にやることに意味を見出す。楽しいことが正義なのである。
とまぁ、自分のやりたいゲームを中心に様々なコミュニティを渡り歩いてきた。中の人達が嫌いになったというわけではなく「やるゲームが変わったからちょっと疎遠になった」だけであることに文章にまとめていく過程で気づくことができた。中学から高校にかけて通う街が変わり、遊ぶ人間が変わるのと同じような感覚である。遊ぶ人が変わっても私についてきてくれる人もいるし、私と息が合うからと、私の方から声をかけ続け、今でも仲良くしてくれる人はどのコミュニティ出身の人にも必ずいる。逆にどう頑張っても縁が続かない人、というのもいる。先述の動画の人とも結局疎遠になってしまった。そんな中でも人との縁を大切にしてきた、というのは実はネットの世界でも同じだったのかもしれない。