トランプとかで最も強い札のこと。転じてある局面で行方を左右する人物や物を指すことがある言葉。その切り札の話。余談だがラストリゾートは切り札とか最後の手段って意味。ほんとだよ?
そんな切り札を切るタイミングはいつが多いだろうか、という話。私はそこそこ早めに切ってしまうことが多い。ポケモンカードで組んだルカリオ&メルメタルGXもドンファン&ルガルガンGXも切り札であるGX技は序盤から中盤に切るデッキだし、スプラトゥーンにおける局面を一手で打開するスペシャルウエポンもタイミングを見計らって早めに切ってしまうことが多い。
これは結構単純な理由で「切り札を切るか切らないかで決めあぐねて負けるくらいならば思い切って切ってしまったほうがよい」という理念に基づいている。切りどころが明確にわかっているならば残すが、そうではないならばさっと切ってしまおうという作戦である。例えばハイドラントカスタムに付けられているインクアーマーは味方全員にちょっとしたダメージを1回だけ防ぐアーマーを配布する切り札だが、決めあぐねて味方が複数枚突破されてから使用、となるくらいならば1人欠けていても現状を打開するために使ってしまったりする。逆にバレルスピナーに付けられているハイパープレッサーはガチホコなどオブジェクトが勝利に近づこうとしている局面で妨害に使ったほうが強いと分かり切っているためキープすることも多い。
同様のことがポケモンカードでも考えられる。1回の対戦で1回使えるGX技をいつ使うか。ドンファン&ルガルガンGXでは目の前を大物を倒すために使いたいのでさっさと切る。長期的な妨害とエネ遅延を兼ねたフルメタルウォールGXは迷ったら切るが、大物が控えていることがわかったデッキには温存する。
いつ切り札を切るかについてはいろんな意見があると思う。少なくとも私は切らずに野垂れ死ぬくらいならば早めに切って有利を作ろうというスタンスを取ることが多い。昔読んだ同人サイトの漫画(涼宮ハルヒの憂鬱, キョン♀, 15話, )で「切り札なんて債務と同じよ。無駄に持て余すのならさっさと使ってしまうことね!」と登場人物(というかハルヒ)が言っていたのを見てなるほどと参考にするようになった所存。無駄に被害を出さないことで守り抜く、そういう待ち戦法を取りたいなと強く願うわけ。