コースメニューで求められるスキルの話。
先日大型連休をいただき、久しぶりにユニバへ行ってきた。旧友との再会やらザ・フライングダイナソーで死にかけたりと色々あったが、今回はそれではなく。
今回のユニバでのメインイベントは安室さんが現れるレストランでの昼食。同伴者の女の子が安室の女というやつなので東京から私がその同伴者として参戦する運びとなった(近場にいい安室の女はいなかったのかという話は無しで)。問題はここからで。このレストラン。ご存知の方はご存知だろうがコースである。お皿の左右にフォークやらナイフやら出てくるアレ。私、お恥ずかしながらお作法をほとんど知らなかったのだ。食器を外から取るのか内から取るのかを忘れてたレベル。お恥ずかしい。
一昔前まで割と真剣に美味しそうに綺麗に食えりゃマナーもクソもねえだろと思っていた(今でも心のどこかでは思っている)が、この歳になって、本格的に紳士的な振る舞いをするようになってきて、改めてテーブルマナーを知らないというのはダメだなと思ったという話。紳士のペルソナをつけているからというのもあるが、それ以上に、「知ってりゃ誰でもできることを知らない」ことへのディスアドバンテージがでっかいなと思った。ヴェブレン財の話をしたときと同じで、どこの馬の骨か分からない男が紳士であることを証明するためにはヴェブレン財に頼るしかないのだ。そしてまだ私はこれに頼りきりの年齢である。ならば、やることは一つ。テーブルマナーのお勉強をしよう、となる。
格好をつけるというより自分を守る防波堤とするために必要なのかなと思ったという話。